【これで完璧!】ガスコンロをピッカピカにする掃除方法とは?
知っ得豆知識
普段利用するからこそ汚れが気になるガスコンロ。
ガスコンロは掃除しようと思っても中々始められず、しようとしても具体的にどのようにやればいいか分からない部分が多いですよね。
そこで本記事では、ガスコンロの掃除するべき箇所やその掃除方法について解説しています。
ぜひ掃除するときのマニュアルとして使ってみてくださいね。
ガスコンロ掃除のために準備するもの
ガスコンロの掃除のために用意して欲しい物をご紹介します。
スポンジや布 洗剤や水分をふき取るのに使用
台所中性洗剤 軽度な汚れを取るために使用
重曹水スプレー 中性洗剤で落とせない汚れを落とすのに使用
重曹ペースト 重度の汚れを落とすために使用
強アルカリ洗剤 中々落ちない油汚れを落とすために使用
ラップ 重曹ペーストを使うときに使用
歯ブラシ 細かい部部の掃除に使用
ゴム手袋 汚れなどが手に付着しないため
台所中性洗剤は普段利用しているものでかまいません。
重曹水スプレーの作り方
重曹水スプレーの作り方はとても簡単です。
重曹小さじ1杯と水100ml、100均などに売っているスプレーを吹き出すことのできるボトルを用意します。
あとは重曹と水を混ぜ合わせて、ボトルの中に詰めれば完成です。
重曹ペーストの作り方
重曹ペーストは取り外せない部品に付着した汚れを落とす場合に使います。
用意するものは重曹大さじ3杯と水大さじ1杯です。
その二つをよく混ぜ合わせることでペーストが出来上がります。
ペーストを実際に汚れに塗り、乾燥しないようにラップでくるんだ後に30分ほど放置します。
その後スポンジなどを使って軽くこすることで汚れを落とすことができます。
汚れの程度別目安となる落とし方
汚れの程度別で、目安となる落とし方を紹介します。
実際に掃除をしながら、それぞれの方法を試してみてください。
軽度の汚れ
汚れが軽度の場合は、中性洗剤やあらかじめ作っておいた重曹水スプレーを使って汚れを落とします。
汚れに中性洗剤や重曹水スプレーを吹きかけて、スポンジや布でサッと拭きましょう。
使った後などの毎日の掃除で中性洗剤や重曹水スプレーを使って掃除することで、汚れが溜まるということを防ぐことができます。
もしこの方法でも満足に汚れが落ちない場合は、次の方法を試してみてください。
中度の汚れ
使うのは重曹水で軽度の汚れと変わりませんが、用意する重曹水を多くしてください。
重曹水を溜めるものはビニール袋や鍋など掃除したい部分が入れば何でも大丈夫です。
重曹を混ぜ合わせた重曹水に、汚れが付いた部品を漬け込みます。
30分ほど放置することで大抵の汚れは落とすことができます。
もしこの方法でも汚れが落ちない場合は次の方法を試してみてください。
重度の汚れ
重度の汚れには、沸騰した重曹水を使いましょう。
先ほどと同様重曹水を作りますが、鍋などで重曹水を沸騰させます。
沸騰した重曹水に汚れた部品を入れ、5分ほど煮て取り出します。
部品が冷めるのを待ってからスポンジや布を使って汚れをふき取りましょう。
それでも汚れが落ちない場合
それでも汚れが落ちない場合は、強アルカリ洗剤(ph値が12以上のアルカリ洗剤)を使うことがおすすめです。
酸性である油汚れに対してアルカリ洗剤を使うことで「中和」という反応が起き、頑固な油汚れを落とすことができます。
ただ、直接触れると肌トラブルの原因となる可能性があるため、必ずゴム手袋を着用してから使用するようにしましょう。
これでも汚れが落ちない場合は専門の業者を呼んで、キッチンクリーニングを依頼することも検討してみてもいいかもしれません。
ガスコンロの掃除箇所5つ
ガスコンロを掃除する上で掃除する箇所は5か所あります。
- ゴトク
- 天板
- バーナー
- グリル
- 排気カバー
それぞれおすすめの掃除方法を紹介していきます。
ゴトクの汚れの落とし方
- 利用した後は熱くなっているため、ゴトクが冷めているかを確かめる
- 40度程度のお湯を使った重曹水を作る
- その中にゴトクを沈めて30分から1時間ほど放置する
- 気になる汚れをスポンジなどでこすって落とす
- ゴトクをすすぎ、水分をしっかり拭いて乾燥させる
以上がゴトクの掃除方法です。
以上の手順でも汚れが落ちない場合は重曹水を沸騰させる方法を試してみてください。
天板の汚れの落とし方
- 天板に付いているゴミやカスをふき取りる
- 軽い汚れは中性洗剤や重曹水スプレーを吹きかけ、スポンジでこする
- 付着した重曹などを濡れた布で拭き、残りがないようにする
もし重曹水スプレーや中性洗剤で落ちないような汚れの時は、重曹ペーストを作り、塗ってください。
30分程度放置した後にスポンジでこすることで、頑固な汚れを落とすことができます。
バーナーの汚れの落とし方
- バーナーを利用した後は熱くなっている可能性があるため、冷めていることを確認する
- バーナーキャップを取り外し、重曹水スプレーを吹きかけてスポンジで汚れをこする
- お湯で作った重曹水につけて1時間程度放置する
- 取り出してまだ汚れが付着している場合は再度スプレーなどを用いて落とす
- よく水で洗って乾かした後に、元の位置に戻す
バーナーもゴトク同様、もし汚れが落ちない場合は沸騰させた重曹水を使ってみてください。
グリルの汚れの落とし方
- 冷えていることを確認し、焼き網と受け皿を外す
- 軽い汚れには中性洗剤、少し頑固な汚れには重曹水スプレーを吹きかけてスポンジでこする
- 重曹水につけて1時間程度放置した後に歯ブラシを使って汚れを落とす
- 乾燥させたのちに元の位置に戻す
グリルは利用後毎回掃除していない場合、特に汚れが溜まる箇所です。
定期的にしっかりと汚れを落とすようにしましょう。
排気カバーの汚れの落とし方
排気カバーとは、排気口に利用した油や調理時の食材が入るのを防ぐ役割を担い、ガスコンロの奥側に位置しているカバーのことを指します。
- 排気カバーを取り外す
- 中性洗剤や重曹水スプレーを使って汚れが目立つ部分をスポンジでこする
- 排気カバーを戻す前に排気口に落ちた野菜くずを取り除く
- 完全に乾燥させたら元の位置に戻す
排気カバーも汚れが落ちない場合は重曹水につけるなどして、汚れをしっかりと落としましょう。
放置しておくと油汚れによって悪臭がしたり、正常にガスコンロが動作しなくなる場合もあるため、しっかりと掃除するようにしてください。
おわりに
ガスコンロは利用頻度が多いからこそ、こまめな掃除が必要になります。
できるだけ使用した直後に、目につく汚れを軽く落とす程度でいいので掃除をすることが望ましいです。
月に一度程度まとまった時間を設けて今回紹介したような掃除に取り組んでみてください。
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