【2023年版】一戸建て(一軒家)は掃除が大変!?大掃除攻略ガイド

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【2023年版】一戸建て(一軒家)は掃除が大変!?大掃除攻略ガイド

一戸建て(一軒家)の場合、部屋数が多かったり、2階建てだったりするため、「今年こそ!」と息巻いて大掃除を始めるも中途半端に終わってしまい、なんだかモヤモヤした気分になった経験をしたことはないでしょうか。

そこで本記事では、大掃除をどう進めるべきか分からない方むけに、大掃除を効率的に進められる大掃除の攻略方法についてご紹介していきます。掃除する場所別の掃除手順、大掃除をうまく進めるためのコツなども解説!大掃除が面倒だと感じる方も、本記事を参考にして今年こそ大掃除を成功させましょう。

一戸建て(一軒家)大掃除はとにかく効率が重要

大掃除はあなたが思っているよりも手間がかかるかもしれません。

  • 玄関の掃除や庭の手入れ
  • 階段や手すりの掃除
  • トイレが2ヶ所ある
  • 部屋数が多い

などケースを挙げたらキリがありません。そもそも大掃除にかけられる時間は人によってさまざま。まとめてやりたい人や手順よく少しずつ進めたい人、徹底的にやりたい人やほどほどに済ませたい人、それぞれ考えや欲しい結果が異なりますよね。いずれにしても、ある程度の時間はかかりますし、1日で終わるとも思わない方が良いでしょう。

また、慌てて「あー、時間なくなってきたからここはもういいや。」などとなってしまわぬように、何回かに分けて計画的かつ効率的に取り組みましょう。開始日を決めたり、事前に計画を立てることが大掃除の効率を左右すると言っても過言ではありません。

大掃除スケジュールを立てるときの考え方

大掃除には、「捨てる」作業がつきものです。掃除中に出るゴミについては後で処分するしかありませんが、資源ゴミや粗大ゴミなど、あらかじめ捨てることが決まっているものについてはゴミ収集日に合わせて処分しておきましょう。またクローゼットなど収納スペースの整理をする場合は中のものを一度全て出してみると、いるモノ・いらないモノを分類しやすくなります。

大掃除を始める場合も「捨てる」作業は、1ヶ月前から進めておくと後の作業がとても楽になります。

掃除の基本は「上から下へ」「奥から手前へ」

大掃除は、順番を守って作業を進めることが大切です。掃除の基本は「上から下へ」と「奥から手前へ」で、高いところから順に、そして奥から手前に向かって掃除するようにしましょう。

例えば、2階建ての家に住んでいる人の場合、

  1. 2階の奥の部屋
  2. 2階の手前の部屋
  3. 階段
  4. 1階のリビングや和室
  5. キッチン、トイレ、バスルームなど
  6. 廊下と玄関

といった流れになるように、大掃除の工程を決めます。

場所別!大掃除の必要なもの・作業内容・・コツ

まずは各所の掃除用具を揃えるためのお買い物に出かけますよね。とはいえ、リストを作成するのはかなりの手間…そこで簡易的に、「最低限これがあれば大掃除は滞りなく終わる!」リストを作成しました。家庭により広さや間取り・状況などは異なりますが、ひとつの参考にしてみてください。

※印刷を希望される方はこちらからDLしてください。                  

玄関

外気の影響を受けやすい玄関は土埃や砂などがたまりやすい場所です。まずは、しっかりとほうきでゴミを掃き出してから雑巾で拭き掃除をします。玄関先に鳥や猫などのフン汚れがある場合は、マスクとゴム手袋をしてから塩素漂白剤をつけて拭き取り、アルコールスプレーで消毒をしましょう。内側から外側へゴミを掻き出すように作業してくださいね。

フローリング

居住空間となるリビングや寝室のフローリングは、家具の下にたまったホコリやゴミなど隅々まで掃除します。ゴミやホコリを取るために、掃除機やフローリングモップを使います。とくにダイニングなど人の動きや空気の流れでゴミを部屋中に広げやすい場所はフローリングモップで毎日掃除することで、頑固な汚れにもなりにくいためオススメ。

水拭きは掃除機かけとセットで行います。このとき注意したいのが、硬く絞った雑巾やクロスで拭くこと。水気が残ることでフローリングを傷めないようにする工夫が大切です。木目に沿って、力を入れて拭きましょう。また、洗剤はフローリングの素材を痛める危険を回避するためにも、水拭きではどうしても取れない皮脂汚れやカビ・落書きなどの汚れに留めるべきでしょう。

ガラス窓

水に浸し固く絞ったぞうきんで、窓ガラス全体を拭きます。窓枠やレール部分に汚れがあれば、同じく水に浸し固く絞ったぞうきんで拭いてください。窓用ワイパーがある場合、ガラス用洗剤をガラス面に×印を描くようにスプレーし、ワイパーで拭き取りましょう。ただし、すりガラスを掃除する場合は泡がたつタイプのガラスクリーナーの使用は控えましょう。泡がすりガラスの表面の凹凸に入り込み、取れなくなってしまうためです。濡れたぞうきんで拭いたままだとガラスが曇ったままになる可能性が高いので、直後に乾いたぞうきんで乾拭きするとキレイになります。

続いてサッシ(窓ガラスが動くレールの部分)は化学モップで、サッシのホコリを軽く取りましょう。サッシにはガラスに結露してできた水が溜まっていることもあります。結露を放っておくと汚れが固着したり、カビやサビの原因になるため、水滴を発見したらにぞうきんで乾拭きしておきましょう。

お庭

雑草がある場合は、除草剤の散布が最もポピュラーな方法なのではないでしょうか。除草剤はホームセンターに足を運べば簡単に入手することができますし、安いものなら1,000円台から購入することができます。雑草が生い茂っている場合には即効性がある「液体タイプ」、雑草を生えなくするためには土に染み込み根を枯らす「顆粒タイプ」の除草剤を選びましょう。除草剤は晴天の涼しい時間帯に使うのがもっとも効果を発揮できるとされています。注意点として、除草剤は農薬の一種なので、当然皮膚に付着すると危険です。お子さまやペットのいるご家庭では使用を控えたほうがいいでしょう。

人工芝がある場合は、バキュームクリーナー等の屋外でも使えるアイテムを使うのが理想ですが、なかなか持ち合わせてはいないですよね。しかし芝に砂やほこりがついてしまいがちなため、掃除機などで芝についた汚れを軽く取るくらいでも問題ありません。あまり強く掃除をすると人工芝を傷めてしまう可能性があるのでご注意ください。また、掃除機を使う際は水滴等にもお気をつけください。掃除機の故障の原因にもなるため、汚れの具合を見て使用するか判断してくださいね。電源が近くにない場合はほうきや熊手を使ってささっと掃く程度にお手入れしましょう。

庭木がある場合、冬の時期は木の成長が緩やかになる休眠期に入るため、剪定をしても負担が少なくお手入れしやすいです。枝がまっすぐ上に向いているもの、枝同士が絡み合っているもの、幹の方向に伸びた枝、複数の枝が平行に伸びているもの、根元部分から伸びた枝、下に向かって伸びた枝などを剪定できます。また、木の根元に有機質の肥料をあたえても良いでしょう。

トイレ

ほこりは上から下へ落ちるので、掃除は壁や天井から始めます。ほこりも放置すると、においの原因に。トイレ独自の注意点は飛沫です。広範囲に広がるので、この汚れをどう落とすかがポイントです。棚の飾った置物や、壁に掛けたカレンダーなどにもほこりは積もっており飛沫がついている可能性もあります。また、壁の下部は、確実に飛沫がありますので、便器の両脇までの高さを目安に拭き取り掃除をしましょう。

ここまでおこなってようやく便器の掃除に取り掛かりましょう。タンク→便座→便器の中→便器の外と、ここも上から下の順に、使い捨てのトイレ用お掃除シートを使います。シンクやレバーは見落としがちですが、雑菌の温床なのでしっかり拭きましょう。便器はトイレブラシを使い、お掃除シートで便器の側面や下を拭きます。最後に床ですが、トイレで出るほこりは衣類の繊維や皮脂や体毛、トイレットペーパーの紙屑などです。掃除機やハンディモップが手軽ですが、トイレットペーパーでほこりを集め、そのままトイレに流しても良いでしょう。

キッチン

キッチンは大きく分けて、シンク、排水口、コンロ周り、換気扇、冷蔵庫など掃除のボリュームがかなり大きいエリアです。特に油汚れの多いコンロ周りと換気扇は以下の手順で丁寧に綺麗にしましょう。

  • 取り外しのできるキッチン周りの部品を細かく分解する
  • まずは重曹と水で擦ってみる
  • 全く落ちない場合は「業務用アルカリ剤」を使用する
  • ガスコンロや換気扇の各パーツの汚れを順番に落としていく

冷蔵庫内は整理するきっかけなので思い切って整理整頓及び掃除をおこないます。シンクや排水口は水垢などのヌメりを綺麗にしたいので、部品をすべて取り外し、中性洗剤やクエン酸・重曹などで汚れを落としていきます。食器を洗うときに使う台所用中性洗剤は買い足さなくても常備していることが大半でしょう。

お風呂&お風呂場

水で洗い流すため、お風呂掃除も壁や天井から始めます。普段の掃除ではなかなか手が届かない天井は、放置してしまうと、黒カビの温床になってしまうこともあります。そこで、柄がついたワイパーなどを使ってキッチンペーパーやシートに塩素系漂白剤をつけてワイパーに装着し天井を拭きます。30分ほど放置したら水拭きを行い、次に乾拭きすると汚れがよくとれます。天井なのでよく液ダレをします。塩素系漂白剤は目や口に入るととても危険ですので、使う際は必ず換気をし、マスクやゴーグルの装着をしましょう。

お風呂の窓は結露でサッシやパッキンにカビが発生しやすくなります。サッシは歯ブラシで汚れをとり、カビが強い場合は塩素系漂白剤を使い、それ以外は中性のお風呂用洗剤をスポンジにつけて洗いましょう。

浴槽・イス・蓋・洗面器掃除は、スポンジに水と中性洗剤をつけて、シャワーで洗い流せば良いでしょう。酸性の皮脂汚れが多い場合は、アルカリ性の重曹が有効です。重曹は粉状のため、液だれしにくい「重曹ペースト」をつくると掃除しやすくなります。重曹ペーストは水と重曹を3:1の割合で混ぜれば完成です。スポンジに重曹ペーストをとったら汚れの部分に付着させ30分ほど置き、水で洗い流します。

鏡や蛇口の表面につきやすい白い汚れは、水道水に含まれるカルキ(塩素)が付着したものです。中性洗剤をスポンジにつけてこするか、落ちにくい場合はクエン酸や酸性洗剤を使います。クエン酸は100円ショップで買ったスプレー容器に水を入れて溶かし、吹き付けて使います。さらに調理用のラップなどでクエン酸をかけた後の鏡をパッキングし、30分〜1時間後に洗い流すと汚れがよく落ちます。頑固な汚れは重曹ペーストやダイヤモンドパッドで拭き上げると良いでしょう。

汚れがたまりがちな排水口は黒カビが生えやすくなります。黒カビは塩素系漂白剤を吹きつけ、スポンジや歯ブラシなどで細かい部分を磨きます。手が荒れないようビニール手袋をつけて洗いましょう。塩素系漂白剤を使用するときは換気を忘れないようにしてください。

まとめ

大掃除はとても大変な大仕事なので、とにかく効率を重視したいもの。本記事を参考に家庭の大掃除ルールを作ってみてはいかがでしょうか!「上から下へ」「奥から手前へ」を心がけてピカピカにしましょう!

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